コロナ禍でがんばる組合・企業紹介
#輪になれ広島 new
2025-01-01
アクリル板で飛沫をガード!オーダー品にも完全対応
2020-10-08
株式会社ワイザーリンケージ(広島県東部機械金属工業協同組合組合員)
樹脂・プラスチックの卸売り・加工などを手がける同社は、新型コロナウイルスの対策商品として、飛沫防止アクリルパーテーションを製作している。規格品も扱っているが、注文の殆どはオーダー品。ユーザーの設置場所に合わせたサイズで製作している。
製造業の景気低迷を受け、既存取引の売上が減少する逆境の中、自社の強みを活かして勝負できる市場を見出した。4月頃は多くの同業他社もパーテーションを製作していたが、6月以降も製作を続けている企業は減少。多くの企業にとって、「材料の調達」「販売先の確保」がハードルとなった。
一方、同社は自社で卸売業も営んでいるため、材料の調達力に強みがあることに加え、事務機メーカーとタイアップして製品を製作・販売するなど、販路面でも充実。また、製品の見栄えにも拘っており、ボート・脚部分ともにクリアで無駄のない、スタイリッシュな外観で他社製品と差別化している。評判を聞いた近隣の企業から直接注文が入ることもある。
同社が所属する広島県東部機械金属工業協同組合の事務局は、同社のパーテーションを使用。藤井良朗事務局長は「オーダー品なので事務所レイアウトにフィットしている。安心して仕事ができ、重宝している。」と語る。
なお、同社ではフェイスシールドも製作しており、他社と連携しながら新しい発想のフェイスシールドの開発を進めている。
製造業の景気低迷を受け、既存取引の売上が減少する逆境の中、自社の強みを活かして勝負できる市場を見出した。4月頃は多くの同業他社もパーテーションを製作していたが、6月以降も製作を続けている企業は減少。多くの企業にとって、「材料の調達」「販売先の確保」がハードルとなった。
一方、同社は自社で卸売業も営んでいるため、材料の調達力に強みがあることに加え、事務機メーカーとタイアップして製品を製作・販売するなど、販路面でも充実。また、製品の見栄えにも拘っており、ボート・脚部分ともにクリアで無駄のない、スタイリッシュな外観で他社製品と差別化している。評判を聞いた近隣の企業から直接注文が入ることもある。
同社が所属する広島県東部機械金属工業協同組合の事務局は、同社のパーテーションを使用。藤井良朗事務局長は「オーダー品なので事務所レイアウトにフィットしている。安心して仕事ができ、重宝している。」と語る。
なお、同社ではフェイスシールドも製作しており、他社と連携しながら新しい発想のフェイスシールドの開発を進めている。

ウイルス感染を防止!消毒液の足踏みスタンドを自社開発
2020-10-08
株式会社和田製作所(協同組合福山鉄工センター・広島県東部機械金属工業協同組合組合員)
施設入口などに設置されるトリガー式消毒スプレーは、使用者が指でレバーを引く必要があるため、使用を敬遠されがち。同製品を使えば、トリガーに触れることなく消毒ができる。プッシュ式消毒スプレーの足踏み式スタンドは世に広まっているが、トリガー式に対応した製品は未だに少ないことから、ニッチ需要の獲得を狙った。
また、同製品はステンレス素材のシンプルな構造で、持ち運びも丸洗いも簡単。足踏みを動力とするので、災害時にも使用でき、環境に優しいという特長もある。これらを実現したのが、同社の金型造りの技術。金属プレス技能士、プレス金型製作技能士など難関国家資格の1級を持つ技術者を多数擁しており、設計から製造までを自社で完結することで、低価格と機能性を両立した。
販売先には、スーパーや飲食店、コンビニなどを想定。すでに福山市内のラーメン店などで導入されており、今後も受注の増加が見込まれている。

世界初!抗ウイルス抗菌フィルムRIKEGUARD® 使用のフェイスシールド量産開始
2020-10-08
平岡工業株式会社
自動車用金型設計製作などを手がける同社は、新型コロナウイルス感染症に対する緊急支援として、フェイスシールド「SUPER HGSHIELD(スーパーエイチジーシールド)」の量産・販売を開始した。当フェイスシールドは、額部分に通気孔のない全方位から飛沫を防ぐことができる「01R(ゼロワンアール)」と、額部分に通気孔があり、くもりにくく動きやすい「02R(ゼロツーアール)」の2タイプ。
抗菌・抗ウイルス性、安全性を認証するSIAA(抗菌製品技術協議会)マークを取得した、リケンテクノスが開発する「リケガードフィルム」を使った世界初のフェイスシールドであり、5月に量産を開始し、医療機関や福祉施設への寄贈も行った。
7月には、熱中症対策と新型コロナウイルス感染拡大防止を両立した、違和感なく日常にも溶け込みやすいデザイン性のある「メガネ型フェイスシールド」を開発し、百貨店や学校などにも提供していきたい。

医療用ガウン28万着を組合員が生産
2020-10-08
広島県アパレル工業組合
衣料品メーカーなどで構成される同組合傘下の6社は、医療用アイソレーションガウンの生産を日本政府から受注した。6月から7月にかけて約28万着を生産し、厚生労働省に納める。新型コロナウイルスの感染拡大で、同ガウンは需要が激増しているが、日本ではその多くを輸入に頼ってきた。ところが、新型コロナウイルスの影響で輸入が停滞気味となり、日本国内での同ガウンの調達が急務となった。
早期の調達を目指す政府は、同組合の上部団体である日本被服工業組合連合会に協力を要請。同連合会は、傘下の工業組合などを通じて、国内で同ガウンを生産できる工場の確保に動き、政府の要請に応じた。
同組合傘下の6社は「医療現場で働く方々のご尽力に少しでも貢献できれば」との思いで今日も生産を続けている。
