広島県中小企業団体中央会

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コロナ禍でがんばる組合・企業紹介

医療用ガウン28万着を組合員が生産 

2020-10-08
広島県アパレル工業組合
 
 衣料品メーカーなどで構成される同組合傘下の6社は、医療用アイソレーションガウンの生産を日本政府から受注した。6月から7月にかけて約28万着を生産し、厚生労働省に納める。
 新型コロナウイルスの感染拡大で、同ガウンは需要が激増しているが、日本ではその多くを輸入に頼ってきた。ところが、新型コロナウイルスの影響で輸入が停滞気味となり、日本国内での同ガウンの調達が急務となった。
 早期の調達を目指す政府は、同組合の上部団体である日本被服工業組合連合会に協力を要請。同連合会は、傘下の工業組合などを通じて、国内で同ガウンを生産できる工場の確保に動き、政府の要請に応じた。
 同組合傘下の6社は「医療現場で働く方々のご尽力に少しでも貢献できれば」との思いで今日も生産を続けている。