組合ニュース
【各地の組合活動】福山本通商店街振興組合・福山本通船町商店街振興組合 「とおり町ストリートガーデン」完成!
2016-08-05
福山本通商店街振興組合(理事長 北村洋一)及び福山本通船町商店街振興組合(理事長 作田英樹)は、7月1日、「とおり町ストリートガーデン」完成記念式典を開催しました。当日は福山市制100周年記念事業として開催し、平成25年度補正商店街まちづくり事業(補助金)の認定を受け実施されました。式典では、羽田晧福山市長を始め、地元選出の国会議員、中国経済産業局長、広島県副知事など多数の来賓を招いて広島県警察音楽隊パレードや福山市立旭小学校1年生から3年生児童による通り初めが行われ華を添えました。その後、両商店街を代表し北村理事長より挨拶があり、「平成20年の本通商店街再生計画をきっかけに事業が始まり今日を迎える事ができた。とおりには多種多彩な植栽を行い、住民がその植栽を自主的に守る『グリーンパトロール制度』も新たに導入した。また、アーケード屋根部分を撤去し全国初のワイヤー式屋根を導入したことで、自然を感じられる商店街へと生まれ変わった。『とおり町』は江戸時代の地名で、当時は福山で一番賑わっていたとのこと。これを機に再び福山で一番の街となるよう地域住民と協力していきたい。」と抱負を述べられました。
全国初のワイヤー式屋根を導入
全国初のワイヤー式屋根を導入
【各地の組合活動】川根柚子協同組合 「販路拡大に向け、より安全で安心な柚子加工施設を目指す」
2016-06-14
川根柚子協同組合(理事長 熊高昌三)では、平成26年度に「HACCP認証取得に向けたゆず加工施設の現状把握と課題分析」をテーマに小企業者組合成長戦略推進プログラム等支援事業を実施し、食品製造の現場でHACCPの考え方に基づく衛生管理の必要性と取り組みの基本を製造担当者らが学んだ。さらに昨年度、「HACCP認証取得に向けた衛生管理体制の構築」をテーマに同事業を実施、平成26年度の取り組み成果を確認すると共に取り組み範囲の拡大と衛生管理の徹底を図り、より安全・安心な製品づくりの体制づくりを目的としている。
当組合では、川根地区で栽培した柚子の、厚くまろやかな果皮と香りの高い果汁を原料にケーキやジュース、ゆず茶など、特産品の加工・販売を行っている。お客様に安心して食べていただけるよう、柚子の栽培には農薬を使用していないが、さらに異物混入や雑菌の発生などの食品事故を防ぐため、食品衛生管理の専門機関である一般財団法人広島県環境保健協会に工場内の落下細菌等の測定分析・作業者等の作業動線の調査・抽出した課題への対応指導等を委託した。
事業では、第1回調査として10月に工場内の7地点においての落下細菌・落下真菌の測定分析を行った。結果、落下細菌については全て衛生規範内であったが、落下真菌についてはまださらなる清掃・消毒等の措置が必要な箇所があった。また、工場内の施設設備16箇所の拭き取り検査では、全ての箇所において大腸菌や黄色ブドウ球菌は検出されず、一般細菌も規範範囲内であった。
当組合では、川根地区で栽培した柚子の、厚くまろやかな果皮と香りの高い果汁を原料にケーキやジュース、ゆず茶など、特産品の加工・販売を行っている。お客様に安心して食べていただけるよう、柚子の栽培には農薬を使用していないが、さらに異物混入や雑菌の発生などの食品事故を防ぐため、食品衛生管理の専門機関である一般財団法人広島県環境保健協会に工場内の落下細菌等の測定分析・作業者等の作業動線の調査・抽出した課題への対応指導等を委託した。
事業では、第1回調査として10月に工場内の7地点においての落下細菌・落下真菌の測定分析を行った。結果、落下細菌については全て衛生規範内であったが、落下真菌についてはまださらなる清掃・消毒等の措置が必要な箇所があった。また、工場内の施設設備16箇所の拭き取り検査では、全ての箇所において大腸菌や黄色ブドウ球菌は検出されず、一般細菌も規範範囲内であった。
【各地の組合活動】広島県タイヤ商工協同組合 ~広島県と災害時協力協定を締結~
2016-04-19
広島県タイヤ商工協同組合(理事長 藤井義行)と広島県は、災害発生時において緊急車両に対するタイヤ点検、修理、交換等を行う「災害時における緊急通行車両のタイヤ修理等に関する協定」を3月16日に締結。広島県庁で締結式があり、藤井理事長と広島県の土井司危機管理監が協定書を交わしました。
災害時における緊急車輌のタイヤ損傷に対し、タイヤ組合が修理等に協力することで、県の応急活動の体制強化を図るもので、県の要請を受け、警察や消防などの緊急車両のタイヤ修理・交換を行うほか、自治体の依頼により災害現場で活動する民間車両のタイヤが損傷した際にも、協同組合の組合員企業が対応します。また、平常時の県主導の防災活動へも協力します。
藤井理事長は、「東日本大震災では、瓦礫や木片や釘等の散乱により、被災地で活動する緊急車輌のパンクが多発し、救助活動に遅れが生じたと聞く。また、平成26年に発生した広島土砂災害においては、行政の要請ではないが現場近くの組合事業者が対応した事例があると聞いている。災害時には組合として速やかに協力・対応し、生活基盤の安定にも寄与するよう運用していきたい。」と語られました。
広島県との協定を結ぶ藤井理事長(左)
災害時における緊急車輌のタイヤ損傷に対し、タイヤ組合が修理等に協力することで、県の応急活動の体制強化を図るもので、県の要請を受け、警察や消防などの緊急車両のタイヤ修理・交換を行うほか、自治体の依頼により災害現場で活動する民間車両のタイヤが損傷した際にも、協同組合の組合員企業が対応します。また、平常時の県主導の防災活動へも協力します。
藤井理事長は、「東日本大震災では、瓦礫や木片や釘等の散乱により、被災地で活動する緊急車輌のパンクが多発し、救助活動に遅れが生じたと聞く。また、平成26年に発生した広島土砂災害においては、行政の要請ではないが現場近くの組合事業者が対応した事例があると聞いている。災害時には組合として速やかに協力・対応し、生活基盤の安定にも寄与するよう運用していきたい。」と語られました。
広島県との協定を結ぶ藤井理事長(左)
【各地の組合活動】府中家具工業協同組合 ~新たな産地のイメージPRと販路拡大を目指して~
2016-04-19
家具見本市「IFFT インテリアライフスタイル リビング2015」に出品
古くから家具の産地として栄えた府中は、タンスを中心とした婚礼家具セットに代表される高級家具の生産地として発展してきました。しかしながら、住宅様式やライフスタイルの変化、安価な海外製品の流入に伴い、昭和55年をピークとして産地出荷額は大きく減少しました。そこで、産地として従来の婚礼家具という限られたブランドイメージから脱却し、新たなニーズに応えるべく、椅子やソファー、テーブルなどの新たな製品の製造とブランドの構築に取り組んでいます。これらの製品ではインテリア性が重要であることから、新たに外部からデザイナーを起用し、デザイン性の高い製品を開発しました。婚礼家具で培った伝統技術を活かしつつ、新製品を開発し、海外展示会へ出品するなど海外市場も視野に入れた展開を行っています。
この度の事業では新たなブランドイメージを国内においても発信し、販路の開拓をするべく、組合員企業とデザインスタジオや海外デザイナーとのコラボレートにより開発した商品を、東京ビッグサイトで開催された国内最大級の家具見本市「IFFT インテリアライフスタイル リビング2015」に出品しました。平成27年11月25日(水)~27日(金)にかけて行われた見本市は、組合員企業5社が組合内で共同開発を行った、北欧調のデザインを取り入れたMEETEEシリーズや、畳ソファー、木材の個性をデザインに取り入れたkitokiシリーズなど62点の家具を出品しPRを行いました。
この3日間を通して国内外から約17,700人が来場し、当組合の出展ブースにも約300人が訪れ、商品の問合せや商談などが寄せられました。また、設計事務所や百貨店等のバイヤーを中心とした来場者に対するアンケートやヒアリングを行っており、調査結果を今後の事業展開や商品開発へ活かしていくこととしています。
この度の出展においては、来場者の反応も好感触であることから、アイテムの充実を図り更なるブランドの浸透を目指して、既に来年度の展示会への出展を検討している。今回の事業の実施を通じ、組合として新たな課題の洗い出しや取り組みのさらなる活性化に繋げていくこととしています。
【各地の組合活動】毘沙門通り商店街振興組合 ~地域活性化の起爆剤に!FS事業を活用し、新商品開発~
2016-04-19
試作開発した“びしゃもん子ねこ最中”
毘沙門通り商店街振興組合(理事長 笹岡繁)は、広島市安佐南区緑井駅の西側に立地し、交通の結節点であり、都心部への交通至便な商店街である。組合員にはスーパーや百貨店等の大型店も加入しており、また、近隣へのマンションの建築が進み、人口も増加している。組合としては、様々なイベント等を行うと同時に、共同販売事業にも力を入れている。しかし、現状、商店街で買い物をする消費者は、駅前の大型店に集中しているため、組合では以前から情報発信機能を強化していくことが大切であると考えていた。
そこで組合では、情報発信機能強化と地域活性化をテーマに、平成27年度小企業者組合成長戦略推進プログラム等支援事業を活用し、毘沙門地区ならではのお菓子開発に取り組んだ。
当事業では、商店街の地区内の店舗を対象に、毘沙門地区の地域資源、「毘沙門天」、「びしゃもん子ねこ」に対するアンケート調査を実施し、地元ならではのお菓子に対する地域ニーズを把握。その調査結果をもとに、組合内に設置した委員会で検討を重ね、「子ねこの形を作りやすい」「素手で食べても汚れにくい」「中身(あん)を変えてバリエーションを増やしやすい」などの理由から“びしゃもん子ねこ最中”を作ることとなり、その商品化に向け、組合青年部及び役員を中心に商品検討会議を定期的に開催した。会議や試食会には組合員企業の従業員や、まちづくり会社の職員も出席し、意見を出し合い地域を巻きこんで商品開発を行った。
組合では、このたび試作した“びしゃもん子ねこ最中”を、地域活性化の起爆剤にしていきたいと考えており、永く地域に愛され、食べ続けられる土産菓子となるよう、来年度から販売促進について検討していくこととしている。
笹岡理事長は、「びしゃもん子ねこ最中は、商店街だけでなく、まちづくり会社や地場企業など、多くの方々の協力により形となった。新商品開発に至る過程では、組合員同士の結束力の強化や地域活性化への熱い想いを再確認することができた。今後も地元に愛される菓子となるよう努力していきたい。」と語られた。
商品検討会議による試食会